2010年 07月 20日
ベトナム麺の王者 |
お待たせいたしました。こちらがフォー(phở)です。
牛や鶏からとったスープに、薄く平たい米の麺が入ったもの。
サイドディッシュで運ばれてきた、もやしやコリアンダーやレタスなどの生野菜と、
唐辛子やヌクマムやライムなどの調味料を、お好みで加えていただきます。
このフォー。店に入って「フォーください」と言えば、
「へい一丁!」と、ラーメン屋の勢いで出てくるものだと思っていたミンミン。
ところが思いのほか奥が深いものでした。
ある日、フォー屋さんに入って、「フォーください」と注文。
発音の難しい「フォー」というベトナム語が通じてホッとしていると、
「ボー(牛)ですか? ガー(鶏)ですか?」と、店員さんの奇襲がありました。
(ボーってなんだっけ?)と冷や汗をかきながら、(そうだ、牛だ)とようやく思い出し、
「ボー、ボー、ボー」としつこいほどに答えると、今度は
「火の通し加減はいかほどで?」とご丁寧にも聞いてくるのです。
さすがにこのときは「ミディアムで!」とステーキハウス風にお願いしました。
トッピングのお肉にも手を抜かず、
スープも、フォー・ボー(牛のフォー)はちゃんとビーフから、
フォー・ガー(鶏のフォー)はちゃんとチキンから出汁をとるそうです。
そういえば、こだわりのラーメン店では、焼き豚には手を抜かないし、
トンコツラーメンと醤油ラーメンでは月とスッポンの差があります。
フォー・ボーだってフォー・ガーだって、ベトナムの皆さんがこだわってあたりまえだね
と、遅まきながら理解したミンミンでした。
牛や鶏からとったスープに、薄く平たい米の麺が入ったもの。
サイドディッシュで運ばれてきた、もやしやコリアンダーやレタスなどの生野菜と、
唐辛子やヌクマムやライムなどの調味料を、お好みで加えていただきます。
このフォー。店に入って「フォーください」と言えば、
「へい一丁!」と、ラーメン屋の勢いで出てくるものだと思っていたミンミン。
ところが思いのほか奥が深いものでした。
ある日、フォー屋さんに入って、「フォーください」と注文。
発音の難しい「フォー」というベトナム語が通じてホッとしていると、
「ボー(牛)ですか? ガー(鶏)ですか?」と、店員さんの奇襲がありました。
(ボーってなんだっけ?)と冷や汗をかきながら、(そうだ、牛だ)とようやく思い出し、
「ボー、ボー、ボー」としつこいほどに答えると、今度は
「火の通し加減はいかほどで?」とご丁寧にも聞いてくるのです。
さすがにこのときは「ミディアムで!」とステーキハウス風にお願いしました。
トッピングのお肉にも手を抜かず、
スープも、フォー・ボー(牛のフォー)はちゃんとビーフから、
フォー・ガー(鶏のフォー)はちゃんとチキンから出汁をとるそうです。
そういえば、こだわりのラーメン店では、焼き豚には手を抜かないし、
トンコツラーメンと醤油ラーメンでは月とスッポンの差があります。
フォー・ボーだってフォー・ガーだって、ベトナムの皆さんがこだわってあたりまえだね
と、遅まきながら理解したミンミンでした。
by bonjour_hochiminh
| 2010-07-20 21:42
| ホーチミン