2011年 05月 06日
ボルネオの海の住人たち |
それは、ウミガメたち。
彼らにも、会ってみたかったんです。
ボルネオ本島からスピードボートで1時間のところに、
タートルアイランドとよばれる3つの小さな島があります。
ここは、世界でも有数のウミガメの産卵地。
一年を通じて、毎晩のようにウミガメが上陸しているんです。
地球ってやっぱりまるくない?
そう感じさせる水平線の向こうに太陽が沈み、暗くなってくると、空は満天の星。
ホタルもたくさん飛んでいました。
そして、夜8時。
体長1メートルくらいのウミガメが一匹、自分で掘った穴の中で、卵を産んでいました。
やわらかいピンポン玉のような卵が100個ほど。
トランス状態での出産を終えたウミガメは、後ろ足を使って卵に砂をかぶせていました。
本能のままに一連のセレモニーを進めるウミガメの姿は、本当に神秘的でした。
有名なウミガメの涙。
じつは、体内から塩分を出すためなんだそうです。
そして、上陸するときに目にかぶった砂を流すためだとも。
タートルアイランドでは、ウミガメの卵を安全な場所に移して孵化させ、
卵を自力で食べて破って出てきた子ガメたちを海に戻す、という活動をしています。
卵は食用に人間の手で掘りだされたり、
へびやとかげなどの大きな動物に食べられてしまったり、
ウミガメ自身も乱獲され、いまや絶滅危惧種になってしまったんですね。
カメは万年といいますが、ウミガメも寿命は100歳くらい。
30歳をすぎてようやく親となるそうです。
そして出産に選ぶ場所は、自分が生まれた場所だと聞きました。
ピンポン玉のような卵のどこに、そんな記憶が刻まれるんでしょう。
ウミガメが暮らすのは、きれいな海。
そこに浮かぶ小さな島に滞在した一晩の間に、
なんと40匹が海からあがってきて、卵を産んだのだそうです。
白い砂浜に、彼らの足跡を見つけましたよ。
彼らにも、会ってみたかったんです。
ボルネオ本島からスピードボートで1時間のところに、
タートルアイランドとよばれる3つの小さな島があります。
ここは、世界でも有数のウミガメの産卵地。
一年を通じて、毎晩のようにウミガメが上陸しているんです。
地球ってやっぱりまるくない?
そう感じさせる水平線の向こうに太陽が沈み、暗くなってくると、空は満天の星。
ホタルもたくさん飛んでいました。
そして、夜8時。
体長1メートルくらいのウミガメが一匹、自分で掘った穴の中で、卵を産んでいました。
やわらかいピンポン玉のような卵が100個ほど。
トランス状態での出産を終えたウミガメは、後ろ足を使って卵に砂をかぶせていました。
本能のままに一連のセレモニーを進めるウミガメの姿は、本当に神秘的でした。
有名なウミガメの涙。
じつは、体内から塩分を出すためなんだそうです。
そして、上陸するときに目にかぶった砂を流すためだとも。
タートルアイランドでは、ウミガメの卵を安全な場所に移して孵化させ、
卵を自力で食べて破って出てきた子ガメたちを海に戻す、という活動をしています。
卵は食用に人間の手で掘りだされたり、
へびやとかげなどの大きな動物に食べられてしまったり、
ウミガメ自身も乱獲され、いまや絶滅危惧種になってしまったんですね。
カメは万年といいますが、ウミガメも寿命は100歳くらい。
30歳をすぎてようやく親となるそうです。
そして出産に選ぶ場所は、自分が生まれた場所だと聞きました。
ピンポン玉のような卵のどこに、そんな記憶が刻まれるんでしょう。
ウミガメが暮らすのは、きれいな海。
そこに浮かぶ小さな島に滞在した一晩の間に、
なんと40匹が海からあがってきて、卵を産んだのだそうです。
白い砂浜に、彼らの足跡を見つけましたよ。
by bonjour_hochiminh
| 2011-05-06 23:12
| アジア