2013年 03月 30日
Snowflake@ホーチミン市立美術館 |
江戸時代、舶来の顕微鏡を使って、雪の結晶を研究したお役人さんがいたそうです。
雪のいくとおりもの六角形のカタチをデザインに起こし、それが雪花図説という本になったそうです。
Terashima Daisukeさんという日本人の若手アーティストのワークショップで、
消しゴムのハンコを作りました。
そのモチーフとして、雪花図説から雪のデザインを引用しました。
見よう見まねでケシゴムに雪のデザインを描いて、
カッターでザックリと、コショコショと、彫りましたよ。
消しゴムというモノから生まれた雪の結晶のハンコ。
そうしていろんな人が作った雪の結晶のしるしを、
Daisukeさんが手ですいた和紙に押していきます。
ベトナム人のお友だちの「雪がみたい」というつぶやきから発想したこの試み。
雪のないホーチミンで、いろんな人が作った雪のしるしが現れていくおもしろさ。
みんなが消しゴムを彫ったときに現れたカスは、ほんものの雪の代わりになりました。
カタチが生まれ、カタチがなくなっていく。
雪が降っては、溶けてなくなっていく。
消しゴムから雪のハンコが生まれ、その消しゴムを使えばなくなってしまう。
ハンコというカタチはなくなるけれど、雪のようなカスが生まれる。
Daisukeさんの「Snowflake」という作品は、
カタチとは何なのか、を表現する試みなのかな、と思いました。
Daisukeさんは、ベトナム人やフィリピン人アーティストといっしょに、
今日から4月4日まで、ホーチミン市立美術館で展覧会を開催します。
今晩18-20時まで美術館でオープニングレセプションです。
ホーチミンで楽しむ雪の空間と時間。いかがでしょうか?
雪のいくとおりもの六角形のカタチをデザインに起こし、それが雪花図説という本になったそうです。
Terashima Daisukeさんという日本人の若手アーティストのワークショップで、
消しゴムのハンコを作りました。
そのモチーフとして、雪花図説から雪のデザインを引用しました。
見よう見まねでケシゴムに雪のデザインを描いて、
カッターでザックリと、コショコショと、彫りましたよ。
消しゴムというモノから生まれた雪の結晶のハンコ。
そうしていろんな人が作った雪の結晶のしるしを、
Daisukeさんが手ですいた和紙に押していきます。
ベトナム人のお友だちの「雪がみたい」というつぶやきから発想したこの試み。
雪のないホーチミンで、いろんな人が作った雪のしるしが現れていくおもしろさ。
みんなが消しゴムを彫ったときに現れたカスは、ほんものの雪の代わりになりました。
カタチが生まれ、カタチがなくなっていく。
雪が降っては、溶けてなくなっていく。
消しゴムから雪のハンコが生まれ、その消しゴムを使えばなくなってしまう。
ハンコというカタチはなくなるけれど、雪のようなカスが生まれる。
Daisukeさんの「Snowflake」という作品は、
カタチとは何なのか、を表現する試みなのかな、と思いました。
Daisukeさんは、ベトナム人やフィリピン人アーティストといっしょに、
今日から4月4日まで、ホーチミン市立美術館で展覧会を開催します。
今晩18-20時まで美術館でオープニングレセプションです。
ホーチミンで楽しむ雪の空間と時間。いかがでしょうか?
by bonjour_hochiminh
| 2013-03-30 12:58
| ホーチミン